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生産組み立てエリア生産組み立てエリアでは寶熊釣具で若い時から歳をとるまでも勤務して来た当館の作業員達を見ることが出来ます。彼女達はスイスの精密時計の製作過程に匹敵するほどのリール製造プロセスに則り、18段階の製造過程、8項目のテスト試験、また7項目もある精密度と耐久性に関するテストをすべてクリアさせます。その巧みな組み立て技によってまるで精密な工芸品のようなリールが出来上がるのです。
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研究開発テストエリア一本のロッドで最も大事な部分は魚を釣り上げる時のリールです。釣り人達はリールの「ブレーキ」機能を上手くコントロールしつつ、力加減を調整することで魚の体力を奪い、最終的に大物の魚を釣り上げています。リールは主に歯車、ボールベアリング等の精密なパーツから成り立っています。これらのパーツはサビや腐食防止、耐久性などの基本性能が求められています。更に手に合うかどうかや投げ釣りがしやすいかどうかも考慮する必要があります。魚と激しいバトルを繰り広げる上で、ブレーキや摩擦力がカギとなるので精密な計算することが求められています。研究開発テストエリアでは「寿命検査」及び「総合検査」の2つの大きな基準をテストする機器があります。それぞれはリールハンドルリベット,歯車の噛み合い率、ドラグワッシャー部分の効き具合、ドラグ調整レバーの効き具合、ライーガイド、スライダー、キャスティングボダン、釣り糸を引く力、高/低速のギアチェンジの機能等の測定に用いられています。